共立測量登記事務所からのお知らせ

2016年08月25日

伊能忠敬について〜共立測量登記事務所通信〜

いつも大変お世話になっております。
共立測量登記事務所の吉川卓です。

今月号は、測量業界のレジェンド
伊能忠敬についての記事をお送りいたします。
どうぞご覧くださいませ。

史上初めての日本実測地図を作り上げた人物
伊能忠敬とは

人生50年なんて言われていた時代に、
50歳を過ぎてから日本中を歩いて地図を作った人です。

しかもその年月、足掛け17年。
だけどその地図、元々は「ついで」に作ったものなのです。

なぜ地図を作ったのか、それは・・・地球の大きさが知りたかったから。

オランダの書物から地球が丸いということを知ってはいたが、
大きさがよく分からなかったのである。

伊能忠敬は、地球の大きさを知る「ついで」に日本実測地図を作ることになったのです。


まずは50歳で隠居して趣味の道へ

伊能忠敬、50歳を過ぎ隠居してからは興味があった天文学を学ぼうと江戸に出ます。

そこで天文学の第一人者であった「高橋至時(よしとき)」という男(32歳)の門下生に。
そこから測量と天文観測を学びます。

門下生たちの間で興味津々だったのは地球の大きさ。
丸いことは分かったけど、実際にどれくらい大きいのだろう?と。

そこで伊能忠敬が『北極星を2つの場所から観測してその角度が分かれば算出できる』と提案しますが、
正確に調べるには2つの地点の距離が必要。

そこで『江戸(東京)と蝦夷(北海道)くらい離れていれば大丈夫だろう』となったのです。

しかし当時の蝦夷地に行くには幕府の許可が必要。
その名目として『正確な地図を作って日本の役に立ちたい』と幕府に依頼して受理されたのです。

伊能忠敬、55歳にして江戸を出発。
江戸と蝦夷までの距離を正確に、正確に…。
この距離が間違っていると地球の大きさの値も狂います。
正確に、正確に…3年を掛けて東日本の測量を終えて帰ってきます。


そして目的であった地球の大きさの計算に取り掛かります。
算出された答えは"約4万キロ"。
これは、実際に分かっている地球の大きさと比べても1/1000ほどの誤差しかないという正確な数値でした。

伊能忠敬の持ち帰った東日本の地図を見た江戸幕府は、『西日本の地図も作成せよ!』と言います。
体力的にも衰えていた伊能忠敬ですが、幕命に従い、新たに西日本を周ることとなりました。

幕府に命じられた使命を果たすため、江戸を出発する伊能忠敬。
東日本こそ3年で済みましたが、西日本は予想以上に広く、実に10年の歳月を費やしました。
江戸へ戻ってきた時には70歳でした。
彼が足掛け17年で完成させた日本実測地図。
この為に周った距離はなんと"4万キロ"。

奇しくも彼が求めた、"地球の大きさ"と同じ距離であった。

posted by 土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所 at 17:08| Comment(0) | 共立測量登記事務所通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

確定測量において1番重要なことは〜共立測量登記事務所通信〜


土地家屋調査士の横田教和です。

今回からは測量や登記の事について書いて行きたいと思います!

■まずは土地境界確定測量業務の流れを簡単にご説明したいと思います。


@現地調査・役所調査
    ↓
Aご依頼者様と打合せ
    ↓
B隣接地所有者様挨拶
    ↓
C現地測量
    ↓
D測量結果分析・図面作成
    ↓
E隣接地現地立会
    ↓
F境界標設置
    ↓
G境界確認書の取交
    ↓
H確定実測図作成・測量成果作成

みなさん!
この流れが一般的ですが、上記業務で1番大事なことは何だと思いますか??

それは・・・
Bの隣接地所有者様挨拶です。
弊所ではこの挨拶業務が1番重要と考え、必ず、ご依頼者様にもご同行して頂き、
隣接地所有者様に測量主旨・測量日程・ご協力頂きたい内容等を事前にお伝えしてから
測量作業に入って参ります。
これは私共が創業から1番こだわっていることです。

ご依頼者様にとっては少し煩わしいことかもしれませんが、
この近隣挨拶をして隣接地所有者様にきちんと事前にご説明をしておけば、
ほとんどトラブルになることはございません。

少し細かい解説をいたしますが、正直、いろいろな隣接地の方がおります。
ご高齢で頑固な方・少し癖のある方・非常にお忙しい方・遠方にお住まいの方等
この情報を隣接地所有者様にご挨拶時に、仕入れるためでもあるのです。
そして、その方に当てはまる適宜対応をすることによって、トラブルを回避することが
可能になります。

実際、弊所でも御陰様で年間400件以上の相続・売買における測量・登記を承りますが、
上記のとおり、近隣挨拶をしっかりと行い、
ご依頼者様と隣接地所有者様がコミュニケーションを取って頂いておりますので、
ほとんどトラブルになるケースはございません。

もちろんそれ以外の測量業務もしっかりと対応し、報告・連絡をマメに行い、
ご依頼者様やご紹介様にご安心して頂けるよう日々、精進しております。


本日も最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。

次回は境界・筆界について触れて行きたいと思います。


土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所 
代表 横田教和
posted by 土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所 at 17:05| Comment(0) | 共立測量登記事務所通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

土地家屋調査士とは〜共立測量登記事務所通信〜

初めまして。共立測量登記事務所 濱中です。
共立測量で3年目ですが若手ではありません。
事務所では登記・測量業務を担当しておりますので、よろしくお願いいたします。

さて、第1回目のメールマガジンという事で何を書こうかと悩んでおりました。
そんな時ふと思ったのですが、そもそもこれを読まれる皆様にどのくらい土地家屋調査士という仕事を知って頂けているのだろうか?
ほかの士業の方々との違いが認識されているのだろうか?
そんな疑問にたどり着き、土地家屋調査士の業務についてご紹介したいと思います。
初回などでやや大雑把なご説明になるかと思いますがご容赦願います。


土地家屋調査士というのは国家資格の一つでありまして、
一般的には表題部登記と境界についての専門家と表現されることが多いです。

日本土地家屋調査士連合会のホームページには土地家屋調査士の業務について大きく以下のように掲載されております。

1. 不動産の表示に関する登記につき必要な土地又は家屋に関する調査及び測量をすること。
2. 不動産の表示に関する登記の申請手続について代理すること。
3. 不動産の表示に関する登記に関する審査請求の手続について代理すること。
4. 筆界特定の手続について代理すること。
5. 土地の筆界が明らかでないことを原因とする民事に関する紛争に係る民間紛争解決手続について代理すること

細かい内容には追々触れさせていただきますが
ザックリ読みますと「登記」・「測量」・「筆界」という言葉が目に入りますね。

今回はこの登記の部分について書きたいと思います。

 「登記」とは、
 個人・法人・動産・不動産・物権・債権など実体法上の重要な権利や義務を、
 不動産登記法や商業登記法などの手続法により保護するとともに、円滑な取引をも実現する、法治国家を支える法制度の一つである。
 具体的には、実体法及び手続法を順守した登記申請が法務局にて受理されることで、効力の発生並びに対抗要件を備えることができる。

ということですが、初めて聞くと何のことやらという感じですね。
皆様の中には家・土地などの不動産を買われた事のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その時によくわからないけど最後に謄本と呼ばれる書類ができていたという経験ありませんか?

その謄本に記載されている内容が登記事項で、その手続きが登記申請になります。
土地家屋調査士が行う業務の一つがその「登記申請」になります。

しかしながら、登記に関するすべての手続きを行うことができるわけではありません。
先に例に挙げたように不動産を購入された方は
最後に「権利証(登記済証)」・「登記識別情報通知」というものがお手元に保管されているはずです。

そちらは法務局の登記官によって間違いなく登記記録の権利部に記録が完了されている事を証明する書類です。
おそらく「司法書士」事務所さんからお渡しいただいていると思います。
この「司法書士」という資格もまた登記の専門家の資格になります。

ではその業務の境は何でしょう?

登記記録には表題登記と権利登記というものが分かれておりまして、
権利登記というのは不動産を買えばその不動産の所有者は誰か登記され、
金融機関からお金を借りたときに不動産を担保すると抵当権というものが登記されます。
これらの権利の登記の手続きをされるのが「司法書士」の方々です。

では土地家屋調査士はというと、登記記録のうち表題部と呼ばれる登記記録についての登記手続きを行います。
表題部とはその不動産がどのような不動産なのかを示すものでたとえば建物であれば
所在・種類(居宅?事務所?など)・構造(木造?軽量鉄骨造?スレートぶき?陸屋根など)・床面記などが記載されます。
土地であれば所在・地目・面積などですね。

私は表題登記について質問されたときには権利を入れる器を作る作業というご説明をさせていただいております。
権利の登記は対象の不動産を目で見ただけでは確認できないものであるのに対し、
その不動産がどのような姿をしているかを物理的に示すのが表題登記だと考えると分かりやすいかもしれませんね。

さてまだ業務の一部分しかご紹介できませんでしたが、
次回以降そのほかの業務についてもご紹介していきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

濱中徹
posted by 土地家屋調査士法人 共立測量登記事務所 at 17:03| Comment(0) | 共立測量登記事務所通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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